クールビズ向きのポロシャツを選ぶポイント!【快適に夏を過ごすコツ】
2018年6月20日
ポロシャツ
夏が近づくとよく耳にするのが”クールビズ”ということば。地球温暖化対策のため環境省が始めた試みで、夏場の冷房エネルギー節約のために、できるだけ涼しい服装で過ごそうというものです。真夏のコスト削減のため、職場でクールビズを行っている企業も数多く、Yシャツよりもポロシャツを着て働く方も増えています。体感温度が低くなるのはもちろんのこと、見た目にも涼しいクールビズですが、着こなしに戸惑う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ビジネスシーンでも役立つこと間違いなしの、クールビズにぴったりなポロシャツの着こなしや選び方についてご紹介していきます。
【目次】
・まとめ
クールビズにオススメの素材は?
クールビズに相応しい、涼しく快適な素材のポロシャツ選びは大切です。素材からポロシャツを選ぶときは、裏地に縫い付けられた洗濯表示のタグや、値札のタグなどについている素材の表示を参考にしてください。ポロシャツの素材は主に次のような繊維で作られています。
鹿の子編み素材
鹿の子編み素材とは、生地の表面に凹凸があるニット編みの生地のことです。生地表面の凹凸が鹿の子供のような模様に見えることから、こうした名前が付いています。スポーツウェアや夏用のポロシャツに用いられることが多く、横方向に伸縮しにくい特性があります。そうした特性を持っていることから、型崩れしにくく通気性が良いことが特徴です。
綿100%素材
綿100%の生地の特徴は、肌触りが良く、汗を素早く吸収し、熱に強いということがメリットとして挙げられます。夏用の肌着に用いられることが多く、肌あたりの柔らかさを好む方も多くみられます。しかし一方デメリットとして、乾きにくいことと、洗濯やアイロンの熱に弱く縮みやすいこと、皺になりやすいことが挙げられます。ご家庭でお洗濯する際は、脱水時間を短めにし、しっかりと皺を伸ばすなどの工夫や手間が必要です。
ポリエステル100%素材
ポリエステルとは化学的に合成された繊維のことで、近年になって綿の弱点とは正反対の様々な機能性を備えた繊維が開発されています。夏場によく販売される「ドライ」や「吸汗速乾」と表示された機能性素材はほとんどポリエステルで作られており、洗濯しても皺になりにくく乾きやすい性質があります。また、丈夫で長持ちするというメリットもあります。しかし、綿と比べると汗を吸いにくい、静電気が起こりやすい、汚れが落としづらいなどのデメリットもあります。洗濯の際は泥や油で汚れたものと分けて洗うことをおすすめします。
綿とポリエステルの混合素材
天然素材である綿と、合成繊維のポリエステルを組み合わせた生地のポロシャツも販売されています。綿とポリエステルの配合の比率で、その機能は変わる傾向にあります。綿の比率が多いものは肌触りがよく、ポリエステルの比率が高いものは速乾性に優れています。混合素材のメリットは、綿とポリエステル両方の素材のいいとこどりができることです。
クールビズ向きのコーデに合わせやすいアイテムは?
ここでは、クールビズのコーデに相応しく、ポロシャツとの相性が良いアイテムについてご紹介していきます。
きれいめパンツ
スラックスやチノパンなど、カジュアル感の控えめな、きれいめボトムはおすすめです。カラーは黒やグレー、ネイビーなど、ベーシックで落ち着いたものがベターです。ジーンズやハーフパンツなど、カジュアルなパンツもポロシャツとの相性は悪くはありませんが、クールビズはあくまでビジネススタイル。できればよりきちんと感を演出できるパンツを選びましょう。
薄手のジャケット
真夏でも肌寒い日はありますし、エアコンの効きすぎた室内など、ポロシャツのみでは涼しすぎると感じることも。そんな時は薄手のジャケットを上から羽織るのがおすすめです。ジャケットとポロシャツの重ね着で相性は抜群。相手にきちんとした印象も与えられ、コーデを格上げしてくれます。オフホワイトや薄いベージュ、グレーのジャケットなど、淡いカラーを選べば、より爽やかにコーディネイトを引き立ててくれることでしょう。
ベルトはかっちりしたものを
クールビズのコーディネイトを引き締めるような、かっちりとしたベルトもおすすめです。布素材のベルトはカジュアルすぎてあまり適しませんので、艶のある革素材を選ぶことをおすすめします。かっちりした印象のベルトを身に着けることで、全体のコーディネイトを引き締める効果があります。
クールビズにおすすめの色・柄は?
見た目にも涼やかなのがクールビズのいいところ。ポロシャツの色選びにもこだわると、クールビズスタイルがより楽しくなりますよ。
ベーシックカラー
黒や白、ネイビーやグレーなど、ベーシックな色のポロシャツはどんなボトムにも合わせやすく、他のアイテムとも合わせやすいです。黒やネイビーなど、濃い色のポロシャツはより大人っぽく落ち着いた印象を与えられます。薄いグレーやオフホワイトは、フレッシュな印象を与えます。
パステルカラー
パステルカラーの淡いピンクや水色、淡いイエローのポロシャツは、女性だけではなく男性にもおすすめです。これらのカラーはYシャツのデザインでも取り入れられていますし、オフィスにも違和感なく馴染みます。パステルカラーのポロシャツは、爽やかで明るい印象を与えられます。
柄はワンポイントのものがベター
ポロシャツには様々なデザインのものがありますが、柄物を選ぶならワンポイントのものか、襟のみ柄が入ったデザインがおすすめです。全体に大きく柄が入ったポロシャツでは、カジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
ビジネススタイルとしてポロシャツを着こなすポイント
最後にビジネススタイルとして、ポロシャツを上手に着こなすポイントについてお伝えします。
TPOをしっかりと意識して
クールビズは夏場の冷房コスト削減のために始められた、ビジネスシーンのファッションです。普段着としてのポロシャツスタイルとは違い、着崩すことが目的ではありません。ビジネスの場に相応しく、TPOをしっかりと意識して着こなすことが大切です。
ボトムインするとカジュアルなポロシャツもビジネス仕様に
普段着としてポロシャツを着こなす場合、ボトムインするとダサい印象になりがちです。しかし、ビジネスの場でのファッションとしては、しっかりベルトを締めてボトムインするのがベターです。ボトムインすることで、カジュアルになりがちなポロシャツスタイルから、清潔感のあるビジネススタイルへと格上げできます。
まとめ
夏の暑さ、本当に嫌ですよね。会社でもさっぱりとした服装なら仕事も楽になるのではないでしょうか。クールビズ向けのポロシャツにはさまざまな色やブランドがあります。上手に着こなしていきましょう。
【参考URL】
・https://pshirts.jp/special/magazine/polo-coolbiz/