お気に入りは長持ちさせたい!正しいTシャツの洗い方は?
2017年11月7日
オリジナル作成
お気に入りのTシャツや思い出のTシャツを長持ちさせるには、収納方法や保管方法だけでなく、洗濯の方法にも気をつけましょう。
大事なTシャツを他の洗濯物と一緒に、無造作に洗濯機へ放り込んでいませんか。適当に洗うと、色落ちや型崩れの原因になってしまいます。
ダメージを防ぐためには、少しでもTシャツに負担をかけないように洗う必要があります。
しかし、どうすればTシャツにダメージを与えることなく、きれいに洗うことができるのでしょうか。ここでは、Tシャツの正しい洗い方を紹介します。
【目次】
ベストなのは手洗い!面倒な時には?
Tシャツを傷めないためには、手洗いが一番良い洗い方です。
しかし、洗濯物がたくさんあるときに一枚一枚手洗いするのは大変です。洗濯機で洗う場合は、かならずTシャツをネットに入れましょう。
ネットに入れずにそのまま洗濯機に放りこんでしまうと、衣類同士が絡まって、洗濯している間に生地が伸びてしまいます。高価なネットを使う必要はありません。
100円ショップで手に入る洗濯ネットでも十分使えます。
洗濯ネットにも目の粗いものや細かいもの、袋状のものやドラム型のものなど、さまざまな形状があります。
Tシャツを洗うなら四角いタイプのものが良いでしょう。なるべく大き目のサイズを選ぶと便利です。
ただし、洗濯ネットがいっぱいになるまでTシャツを詰め込んではいけません。
洗濯物が重なり合っていると汚れ落ちが悪くなってしまいます。
できれば一着ずつ洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットが足りない場合は、生地が絡まないようにTシャツを軽く丸めてから入れましょう。
既に何度か洗濯しているTシャツは、首周りがヨレヨレにならないよう、首の部分を輪ゴムでしばっておくのも効果的です。
また、プリントの入っているTシャツは、洗濯している間にプリントの部分が擦れたり剥がれたりしないよう裏返してください。
洗濯機の中に衣類を入れすぎてしまうと、生地の劣化や色落ちを招きます。
洗濯物が多いときには無理に詰めこまず2回に分けて洗いましょう。
綿100%の生地なら普通の洗剤を使っても問題ありません。
ただし濃い色のものや柄の入っているもの、金具やフリンジなどの装飾のついているものには、おしゃれ着用の洗剤を使いましょう。
頑固な汚れを落とすには
同じTシャツを何度も着ていると、だんだんと黄ばみや汗ジミが目立ってきます。
特に首まわりはシミができやすい部分です。
首元が黄ばんでしまうのは皮脂が原因なので、軽い汚れならクレンジングオイルなどで落とすこともできます。
しかし、普通に洗濯しただけでは落ちない頑固な汚れは、どのように落としたら良いのでしょうか。
もっとも手軽なのはつけおき洗いです。
50℃のお湯に粉末洗剤と酸素系漂白剤を入れ、よく混ぜて溶かします。
お湯の中に汚れの気になるTシャツを入れ、20~30分つけおきしてください。
つけおきした後は普通の洗濯物と一緒に洗いましょう。
それでも黄ばみが落ちないときには、お湯の温度と洗剤の量を上げて、もう一度つけおきしましょう。
色落ちが心配な場合は重曹とクエン酸を使った方法もあります。
まずは小さじ1杯のクエン酸を200mlの水で溶かしてください。
大さじ1杯の重曹に少量の水を加えてペースト状にしたら、黄ばみの気になる部分に塗り広げます。
使い古した歯ブラシなどを使って、汚れにやさしくなじませてください。
このとき、力いっぱいTシャツを擦ってはいけません。
摩擦で布地が傷ついてしまいます。ある程度重曹がなじんだら、水で溶いたクエン酸を塗布してください。あとは洗濯機で洗うだけです。
以上の方法をすべて試しても落ちない汚れには、重曹と漂白剤を使いましょう。
重曹と酸素系漂白剤を大さじ1杯ずつ、少量のぬるま湯に溶かします。
汚れの気になる部分に塗布したら、スチームアイロンを当てて汚れを浮かせましょう。
ある程度アイロンを当てたら水で軽くもみ洗いした後、洗濯機で洗ってください。
なお、重曹と漂白剤を混ぜた洗浄液は、素手で触ると手が荒れてしまいます。
使い古した歯ブラシを使うか、ゴム手袋をはめておくと安心です。
乾かし方も重要!
Tシャツが傷まないよう丁寧に洗ったら、乾かし方にも気をつけましょう。
直射日光のあたる場所に干すと色落ちしてしまうおそれがあるので、なるべく陰干ししてください。どうしても日の当たる場所にしか干せない場合は、Tシャツを裏返しましょう。
なお、ハンガーを使うと首まわりがヨレヨレになってしまうので、袖の部分を洗濯バサミで止めて干します。
無地のTシャツなら乾燥機を使っても問題ありませんが、プリントのあるTシャツの場合はなるべく自然乾燥させましょう。
乾燥機の熱でプリントがはがれやすくなってしまいます。
乾燥が終わったらすぐにTシャツを取り出し、シワにならないうちにたたみましょう。
また、乾燥機に衣類を入れすぎると、Tシャツがヨレヨレになってしまうので気をつけてください。
Tシャツのお手入れは、方法さえ覚えてしまえばそれほど複雑ではありません。
大事なTシャツを長持ちさせるためにも、正しい洗い方を実践してください。
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