Tシャツの気になる脇汗!ベストな対策方法は?
2017年12月25日
Tシャツ
暑い季節はもちろん、冬でも気になるのが脇汗です。
粘性や性別を問わず、脇汗はだれでもかくものですが、汗の量や臭いの強さには個人差があります。
汗をかきやすい体質のために汗ジミや臭いが気になって、着られる洋服の色や種類が限られてしまうという人も多いかもしれません。
しかし、ちょっとした工夫を施すだけで、脇汗を気にせず自由にファッションを楽しめます。
ここでは『脇汗をおさえるための対策』や『脇汗が目立たないTシャツの選び方』についてご紹介いたします。
【目次】
どうして脇汗が多くなってしまうの?
脇には汗腺が集中しているので、体の中でも特に汗をかきやすい部分です。
しかし、汗の量には体質や環境も影響します。
新陳代謝が良い人や、日ごろから運動をする習慣のある人は、汗をかきやすい傾向があります。
ただし、汗っかきの人ならだれでも代謝が良かったり、活動的であったりするわけではありません。
「太り気味の人」「運動不足の人」でも、汗をかきやすい人はいます。
これは、体温調節がうまくできず、汗をかいて熱を逃がそうとしているためです。
このような人が、かく汗には水分だけでなく皮脂や老廃物が含まれているため、触るとベトベトします。
さらに、放置すると強い臭いを発するので、体だけでなく衣類にも臭いがうつってしまうことが多い傾向です。
さらに、ホルモンバランスの乱れやストレスにより、汗の量が変化することもあります。
特に女性は生理や更年期障害の影響により代謝が高まったり、自律神経が乱れたりする影響で、大量の汗をかいてしまう人もいます。
また、強い不安や緊張などのストレスを感じると、やはり自律神経が乱れ、汗をかいてしまいます。
実際に、多汗症の人には自律神経失調症の人も多い傾向です。
もしも異常に汗の量が多いと感じたり、日常生活に支障をきたしたりするほど汗をかいてしまう場合は、1度病院で診察を受けてみるのも良いでしょう。
今すぐできる!脇の汗ジミを防ぐ方法とは?
適度に運動をしたり、毎日の食事を見直したりして体質を改善すれば、ある程度汗の量をおさえることはできます。
しかし、絶対に脇汗を防げるとは限りません。
気候によっては大量の汗をかいてしまうでしょう。
そこで、今すぐにできる脇汗対策を紹介します。
まず、汗が気になる日は、脇に【ベビーパウダー】を塗っておきましょう。
うっすらと汗ばむ程度なら、ベビーパウダーだけで十分おさえることができます。
脇が蒸れにくくなるので、汗っかきな人のあせも対策にもおすすめです。
ただし、たくさん汗をかくとベビーパウダーも流れ落ちてしまうので気をつけてください。
ベビーパウダーだけでは心配な場合は【脇汗パッド】も貼っておくと安心です。
脇汗パッドには色や大きさなど、さまざまな種類があります。
Tシャツの色やサイズに合わせて選べるので、上手に使えば周りの人に気付かれる心配もないでしょう。
パッドがずれると汗がはみだしてしまうので、しっかりと貼りつけてください。
それでも心配な場合は【衣類用の防水スプレー】を脇の部分に一吹きしてみましょう。
スプレーが汗をはじいてくれるので、汗ジミができにくくなります。
さらに【制汗剤】を使えば、汗の量だけでなく臭いもおさえることができます。
どうしても汗ジミを防ぎたいときは、いくつかの方法を併用してみてください。
更に詳しく知りたい方はこちら→【Tシャツの脇が気になる!黄ばみと臭いを徹底対策】
脇汗が目立ちにくいTシャツとは?
Tシャツ肌がデリケートで制汗剤が使えない人や敏感肌の人は、脇汗が目立ちにくいTシャツを選ぶという方法もあります。
グレーやカーキなどの『中間色』や、水色などの『淡い色』は汗ジミが目立ちやすいので避けましょう。
無地の場合は白や黒を選ぶと、脇汗が目立ちません。
柄物ならなるべく細かい模様が入ったものがおすすめです。
また、色や柄だけでなく【素材】にも注目してください。
綿は肌に優しく吸水性に優れていますが、乾きにくいため1度汗がしみるとなかなか乾きません。
なるべく『吸水性』と『速乾性』に優れた生地を選びましょう。
さらに『通気性』がよく熱がこもりにくい素材なら、汗の量をおさえることができます。
なるべく衣服の中にも空気が通るように、ゆったりとしたデザインのものがおすすめです。
それでも心配な場合は、Tシャツの中に1枚【重ね着】をしておきましょう。
中に着た肌着やシャツが汗を吸ってくれるので、表のTシャツまで染み出てくることはありません。
あらかじめ汗とり用のパッドがついたTシャツも販売されているので、自分にとって使いやすいものを選んでください。
汗をかいたらお手入れも忘れずに
脇汗対策はTシャツを長持ちさせるためにも重要です。
しっかりお手入れをしないと、染みついた汗が黄ばみや臭いの原因となってしまいます。
1度着たTシャツは、できるだけその日のうちに洗濯しましょう。
また、防水スプレーや制汗剤がついたままだと、やはり汚れが定着しやすくなってしまいます。
特に脇の部分は、洗濯機で洗う前に洗濯用せっけんや洗剤で【予洗い】をしておくと、黄ばみ防止や臭い防止に効果的です。
汚れや臭いが気になったら、なるべく早く漂白剤で浸けおき洗いをしたり、クリーニングに出したりなどの対策をしてください。
放っておくと、ますますひどくなり洗うだけでは落ちなくなってしまいます。
お気に入りのTシャツをいつまでもきれいに着るためにも、日ごろからこまめにお手入れをしましょう。
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